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【高田町下楠田】「濃施山公園(のせ山)」を探検してきた。キャンプやBBQもOK

【高田町下楠田】「濃施山公園(のせ山)」を探検してきた。キャンプやBBQもOK

この記事はたぶん 7 分で読めます。

みやま市高田町が世界に誇る(かどうかは知らんけど)めっちゃ大きい公園「濃施山のせやま公園」を、実家に帰省したついでに散歩してきました。

改めて伺うと、遊具は12歳まで等の制限が設けられたりして、アラサーの僕は中々渋い思いをしました。
それでも十分楽しかったので、「濃施山公園探検記」をここに残します。

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Contents

「濃施山公園」とは?

所在地 〒839-0221
福岡県みやま市高田町下楠田480
交通アクセス (1)JR「渡瀬駅」から徒歩で10分
(2)西鉄「開駅」から徒歩で20分
開園時間 9:00~17:00(時間外でも普通に入れる)

じゃらんnet」さんの情報では、「開駅から徒歩20分」とありますが、距離にして約1.3km。

できれば車で行きましょう。
というのも、濃施山の入り口はめっちゃきつい坂があるので、歩いて行くと序盤で地味に心が折れます。

濃施山には子供向けの遊具が充実しています。
「アスレチック」ですね。

大きめの遊具が多く、特に「立体的に交差した巨大滑り台」は中々のインパクト。
普段は小さい公園でしか遊ばない子供なら、最初は怖気づくと思います。
でも慣れたら、こんなに楽しい公園は無いでしょう。

僕も子供時代は良く遊びました。

他にも「キャンプ場」や「BBQ場」もあり、こちらは事前に市(?)に連絡して借りられるようです。

「濃施山公園」散策日誌

入り口
入り口

こんな感じで、左側に坂が続いています。
見切れているので写真では伝えられないですが、坂はもっと伸びていて、結構しんどいです。

濃施山公園池
坂を登りきった後の景色

急な坂を登り切ったら、解放的な池の景色を堪能できます。
この池に名前は無いようですが、とりあえず当記事では「濃施山公園池」とでも呼びましょうか。

この池ではバス釣りを楽しめます。
小学校の頃、よく釣り好きの友達とここへ来ていました。

今日も釣り師が何人か来ていますね。

それに時間帯によっては噴水も楽しめます。
風が吹いていたら、噴水のしぶきが当たって中々涼しかった記憶もあります。

キャンプ場、バーベキュー広場

しばらく進むと、「遊具エリア」か「キャンプ場」かで道が分かれます。
とりあえず誰もいないであろう「キャンプ場」に行きました。

バーベキュー広場
バーベキュー広場

「バーベキュー広場」はしっかり手入れがされているようで、思ってたよりキレイです。(失礼)
小学校の頃(20年近く前)、キャンプイベントで一度利用しましたが、清潔さは当時とさほど変わってない印象。

ここには

・水道
・鏡
・テーブル
・暖炉

があり、管轄に事前連絡を入れることでスペースを借りることが出来ます。

 

ただ、学校イベントでしか借りたことが無いので、個人でも気軽に借りれるかは不明。

さて、遊具側の道に戻ります。

濃施山公園

案内表示がありますね。
画像が小さくて見えないと思うので、文字に起こします。

←お花見広場
冒険の森・展望台→
→飲料水 自動販売機
パットゴルフ場→
←郷土資料館・管理事務所

昔は「お花見広場」とか無かったけどな。
もしくはそういう名前が付いてなかっただけかも。

「パットゴルフ場」は昔からあったし、そこそこ人気スポットでした。
定期的に誰かがパターゴルフをしています。

さて、それらのどれでもない「池」の方へ向かいます。

「濃施山公園池」の奥側
「濃施山公園池」の奥側

さきほど登場した「濃施山公園池」の続きですが、奥の方はこのようにめちゃくちゃ静か。
水面みなもが鏡面仕様です。

これは中々の絶景。

しかも池がめちゃくちゃ広く、外周をトレッキングしているだけでも楽しめそうですよ。

案内板
案内板

さて、こちらは「郷土資料館」です。

シルバー人材センター(旧郷土資料館)
シルバー人材センター(旧郷土資料館)

こちらはたぶんもう「資料館」ではありません。
近付いたら入り口に「シルバー人材センター」と書いてありました。
外壁や、さっきの案内表示板にあった「郷土資料館」という情報は、既に古くなっていると思われます。

郷土資料館について
僕の記憶が正しければ、濃施山の歴史を解説するような展示物や、近所で発掘された何かしらが展示されていました。
何中分の1にまで縮小された、ボタンを押すと該当箇所が光る立体的な地図とかもありましたね。

それに「歴史アニメ映画」等も定期公開(10分置きとかだった)されており、そういうのを暇つぶしがてら見るのも面白かった。

資料館が無くなったのはやはり残念ですが、お年寄りの雇用が増えるのは素晴らしいことなので、シルバー人材センターとして機能している事は、応援したいと思います。

しかしもし、資料館が復活してくれるのであれば、数万円程度ならば頑張って寄付します。(その時が来たらグっと悩むと思う)

 

さて、資料館の奥にはこんな感じの広場があります。

資料館の奥の広場

ここは変わってないですね。
めっちゃ広くて清潔感があります。
水飲み場もある。

更に先へ進むとこんな感じ。

少し神秘的な林
少し神秘的な林
公園の外側の民家を見下ろせる
公園の外側の民家を見下ろせる

お次は「植物園」です。

旧植物園
旧植物園

当然ながら閉まっています。
資料館と言い植物園と言い、市は「人が来ない施設にお金は出せない」と言っているようです。

植物園:中は物置と化していた
中は物置と化していた

この「ジュラシックパーク感」が地味に好き。
ちょっぴりホラーテイストな雰囲気を楽しみましょう。

このすぐ近くには「ステージ」的なものがあります。

ステージ的なもの
ステージ的なもの

何かのイベントで使えますね。
僕が通っていた「開小学校」は、新学期にある「歓迎遠足」でこの公園に訪れていたので、その度にこのステージで何かしらしてました。

そういう時期でもない限り、この設備はほぼ使われてないので、普通に家族や恋人同士でピクニックしても楽しいですね。

さて、いよいよメインの「冒険の森」です。

遊具
遊具

「冒険の森」とはたぶんこの箇所のことだと思います。
2家族くらいが普通に遊んでいたので、遊具の写真はこの1枚しかありません。

理由:そもそも田舎では2~30代の男が一人でプラプラしてるだけで怪しまれるので、あまり積極的に撮影できません。

見ての通り、遊具はめちゃくちゃ立体的で、都会には無いワクワク感があります。

ただ、昔に比べると圧倒的に規模が小さくなってます。
昔はもっと「死んでも仕方ないな」レベルの遊具がたくさんあり、そのスリルがめっちゃ楽しかった。

 

そこまで行かずとも、

・鏡面仕様のアルミ材で挟まれた異空間
・短距離のジップライン
・壁に付いた乳房みたいなのをよじ登るやつ
・ネットをよじのぼるやつ

とかがあって充実してましたね。

なんであれが乳房みたいなデザインだったのかは不明ですが、全体的に危険で面白いもので溢れてました。
まぁ危険だったので、無くなったのは良いことでしょう。

土曜の昼下がりの割りにユーザーは少ないですが、こういう「“もやっとポイント”が好きな人が来る公園」という位置付けで完成されてると思います。

遊具の上からは、解放的な景色を堪能できる
遊具の上からは、解放的な景色を堪能できる

大きな倉庫みたいなのが目に入りますが、たぶんこれは「西日本プラント工業」です。

子供時代は気付きませんでしたが、結構な絶景だと感じます。
この感じ方の変化は、感受性の成長の他、身長アップも関係していると思います。

さて、お次は最終地点、「展望台」まで進みます。

濃施山展望台
濃施山展望台

この展望台も名前があるわけではありませんが、とりあえず「濃施山展望台」とします。
ここがたぶんこの辺で一番高い場所です。

展望台:頂上からの景色
頂上からの景色

逆光で分かりづらいですが、そこそこ良い景色。
ここからは主に「高田町」内の「二川校区」と「開校区」が見渡せます。

こうやって見るとそこそこ繁栄してるように見えますが、夜になるとちゃんと暗いです。
夜景など一切楽しめません。

それでも全然いいよーって方には夜の観覧もオススメですが、そもそも閉演時間が17:00なので、夜景前提では無い展望台ですね。

展望台:中はこんな感じ
中はこんな感じ

二階建てです。
昔は三階建てだったような気がしますが、記憶違いでしょうか。

そして手すりは、どこぞのキッズが書いたエロ落書きで埋め尽くされていましたが、どうやら最近塗装されたようで、落書きは一切ありません。

展望台:座り込んで撮影
座り込んで撮影

いずれにせよ、居心地は良い。

 

最後に帰りながら広場っぽいところに行きました。

広場
広場

テントを張ってる家族が居ます。
こういうところでキャンプをするのも楽しそう。

でもたぶん彼らはガチのキャンプではなく、ピクニックです。
こんな冷え冷えの日に子連れで寝泊まりするはずが無い。
火も焚けないのに。

また、奥には古墳があります。

東濃施古墳
東濃施古墳

「立ち入り禁止」の赤字が、良い感じでホラーっぽいですね。
異世界に飛ばされそう。

近くの説明版を読みましたが、こちらの古墳は、大きさや副葬品ふくそうひん等の特徴から、この地域の権力者の墓だと考えられているそうです。

というわけで本日の探検は以上です。
ありがとうございました。

余談:「てもよか祭り」について

「みやま市」に吸収合併される前の「三池郡高田町」ではまだ、年に一度、「てもよか祭り」という地域活性化系のお祭りがありました。
そしてそのお祭りは、この「濃施山公園」か「高田町役場(駐車場)」のどちらかで行われていました。

確か1年おきの交代だったと記憶してます。

というのも、濃施山だとどうしても急な坂を登らないといけないので、お年寄りが気軽に参加できない。
だから役場でも開催していたと聞いています。(他にも理由はあると思うが)
でも最後の方は常に役場開催でしたね。

「てもよか祭り」はいつから始まったのか、少なくとも僕には伝わってませんし、「てもよか」が方言だというのは何となく分かりますが、その言葉の意味も正直知りません。

当記事を執筆中、てもよか祭りに行っていた小・中学時代を思い出し、少しウルっと来てしまいました。

探検後の感想

というわけで、僕にとって思い出深い公園の探検でした。
もちろん「探検」とは名ばかりのただの散歩だったわけですが、実際に小学時代に、山奥の方など、めっちゃ深くまで探検した記憶があります。

野犬が居たり、墓石みたいなのに躓いたりして楽しかったですね。

しかしもう大人なので、今回の散策は、安全で服が汚れないところしか歩いてません。
それでもこれだけの景色を堪能できました。

最近の高田町は何故かアパートとかが増えて、それに付随して人口も増えてるようなので、新しくこの辺りにやってきた家族等は、この濃施山公園でお子さんと一緒に遊んでみてください。
きっと最高の思い出になるはずです。



この記事を書いた人

ぱっかん

名前:ぱっかん(@pakkan_sanpo

webサイト制作やコンテンツマーケティングの仕事をしています。
大袈裟な旅行よりも小さな散歩が好き。

福岡にはたくさんの有名観光地がありますが、「福岡散歩ブログ」では僕が「何気ないけどちょっとワクワクする」と感じたニッチなロケーションを主に紹介しています。
記事を読み終えた後に「近所をちょっと歩きたくなったな」と思ってもらえるような、そんなメディアでありたい。

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2 件のコメント

  • はじめまして。
    父の実家が濃施山公園の近くで正月やお盆に従兄弟と遊びに行ってました。
    植物園がお気に入りだったので閉鎖されたと知り悲しいです、、、
    しかしこの記事を読んで懐かしい気持ちになりましたので今度探検に行ってみます。
    貴重な情報ありがとうございます!

    • やま様
      コメントありがとうございます!

      僕も植物園お気に入りでした
      でも、閉鎖されても楽しい場所であることに変わりは無かったので、昔と照らし合わせながら探検に行かれてください!
      懐かしいなぁ!笑

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