水曜19時更新!今週の「ここどこ?」
【Q.9】丘上にある神秘的な公園【ここどこQuiz】
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西鉄平尾駅から歩いて5分圏内にある「スタミナ鉄板 鉄男(アイアンマン)」という鉄板焼屋さん。
2018年の最初の方にオープンしたお店だと思いますが、ウチの近所という事もあり、かなり通ってます。
だから僕にとっては今更感がハンパ無いのですが、純粋に凄く良いお店なので良さを伝えます。
※グルメレポまでの事前語りがえらい長くなってしまいました。純粋な食レポだけを読みたい方は、以下の目次(Contents)より「グルメレポート」の項目までジャンプしてください。
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※関連記事は最後にまとめて紹介しますContents
ジャンル | スタミナ鉄板焼き,定食系 |
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場所 | 福岡県福岡市中央区平尾2-4-9 清水ビル 1F |
TEL | 092-791-9329 |
掲載されてるグルメサイト | 食べログ |
公式サイト | http://hakata-ironman.com/ |
Uber Eatsの取扱い | 〇(Uber Eats店舗マップや、店内の情報から) |
推しメニュー | スタミナ鉄板焼(普通盛で940円) |
混む時間帯 | 夜はだいたい混んでる |
空いてる時間帯 | ランチ時は安いのに夜程混んでない。16時~18時くらいは凄く空いてる |
定休日 | 不定休 |
席数 | カウンター8席のみ |
営業時間 | 11:30 ~ 24:00(LO:23:30) |
ランチタイム | 12:00 ~ 16:00 |
一人前の相場 | 1,000円前後 |
1人でも行きやすいか | ★★★☆☆ |
・素朴なB級グルメ。ジャンク感が癖になる味
・ランチタイムに行くと普段より150円安い
・スタッフの雰囲気が良い
最初の二口はいつも通りノーマル(何も付けず)で頂きます。
僅かな塩気とニンニクの旨味、それらがしっかり伝わる素朴な味。
キャベツの甘さもしっかりと伝わります。
キャベツはちゃんと工場かどこかで加工(カット)されたものを使用しているようで、芯などの食べにくい部分が絶対に入ってないのも高ポイント。
辛味噌を絡めると一気にジャンク感が増してご飯が進む。
また、辛味噌のおかげで更にキャベツの甘さが引き立つ。
アツアツの鉄板に面したキャベツはより焦げており、そこが特に好き。
セットのアサリの味噌汁も相性抜群。
魚介系のサッパリ風味が、スタミナ鉄板のコッテリと中和され更に食欲をかきたてます。
790円でちゃんと満腹になれる量なのも嬉しい。(ランチタイム時)
「1人でも行きやすいか」という項目にて、「★★★☆☆」という評価ですが、「入り口が大通り沿い」という点でちょっと入り辛い。
これは僕が気にしい過ぎるせいなんですが、大通り沿いのお店だとなんか見られてる感じがして入り辛いんですよね。
特に信号待ちのドライバーとかの視線が気になります(自意識過剰)。
そしてもう一つ「込み具合が良く見えない」という点でも若干マイナスです。
入り口が喫煙所になっており、そこで誰かがタバコを吸ってると「順番待ちかな?」と思えてしまいます。(やっぱり空いてる時に行きたい)
しかしもちろん食後の一服の可能性もあるのでこれだけで判断はできません。
まぁ考えすぎですね。
普通に門を叩けば愛想の良い店員さんが受け入れてくれるので、後はスタッフに任せてればOKです。
店内はカウンターしかありません。
確か8席だったはず。
隣との距離はそこまで近くなく、居心地は良い。
さて、アイアンマンは食券制です。
入り口の券売機で発券してから入店するタイプですが、この食券機が中々不親切。
普段からUI(ユーザーインターフェース)を気にかけている僕にとってはあまり心地良いものではありません。
ある意味「初見殺し」なので、ここで丁寧に解説しておきます。
「普通サイズのスタミナ鉄板を食べる」という前提で説明します。
鉄板焼きには
・普通(790円)
・1.5倍(1,150円)
・2倍(1,500円)
・3倍(2,100円)
のサイズがあります。
そしてそれらのボタンが2つずつ用意されています。
片方は赤いデザインで、もう片方は白いデザイン。
それぞれの違いは以下の通り。
赤 → ランチタイム限定
白 → ランチタイム以外
ランチタイム(12:00 ~ 16:00)ではスタミナ鉄板が通常より安くなるので、それ専用のボタンが用意されています。
そしてちゃんと、ランチタイム時は白ボタンが押せないように配慮されています。
反対に、通常時間帯は赤ボタンが押せないようになってます。
(「売切」状態になってる)
落ち着いて確認すれば理解できるのですが、何も知らない初見さんにとっては結構分かり辛いシステムです。
更に、通常注文(白いボタン)は、スタミナ鉄板のみであり、ごはんとみそ汁は付いてきません。
(ちなみにランチタイム専用の赤いボタンは1枚で全部セットになってます。)
つまり、通常時に注文する場合は、
・スタミナ鉄板 普通盛り(790円)
・ ご飯 + 味噌汁セット(150円)
の2枚を注文する必要があります。
※もちろんご飯が要らない場合は1枚で良い
券売機に描かれてる説明書きを冷静に読めば全くその通りなんですが、外に設置されてる券売機って、割と焦って冷静に見れなかったりします。
・券売機が少しややこしいので、「赤ボタンはランチタイム専用」「白ボタンは通常注文専用」という事だけでも覚えておこう
入店して好きな席を選び、お冷を運んでくれるスタッフに食券を渡します。
スタッフの方が「ごはんの量はどうしますか?」と聞いてくるので、「大・中・小」から選びます。
こないだおばあちゃんが「中ってどれくらい?」って聞いてるのを盗み聞きしてましたが、「コンビニおにぎり2個分」だそうです。
分かりやすい。
普段僕は「大」にしてますが、「大」の場合はコンビニおにぎり3.5個分はある気がします。
後は待ってればOKです。
とりあえず、食券渡して10~20分程度で出来上がります。
言えば紙製のエプロンもらえます。
汁物はアサリの味噌汁です。
とりあえず僕は、ある程度冷めて油の撥ねが落ち着くまでメインには手を出しません。
さて、カウンターにはこういう「積み木」のようなものがあります。
この積み木はこうやって使います。
わざと角度を付けて、油が鉄板の片方に溜まるようにします。
油が溜まりきるのにも時間がかかりますが、「油が撥ねてる間は手を付けない」と決めているので、積み木で器を斜めにしてから時間を置くようにしています。
そして大事な調味料。
オープン当初は辛味噌のみでしたが、いつの間にか甘味噌まで置かれるようになりました。
僕はそもそも「味噌は嫌い。でも辛いものが好き」なので、辛味噌しか使ったことがありません。
というわけで、やっと・・・
やっと食レポです。
まずメインの「スタミナ鉄板」ですが、何もつけずに食べると「素朴な味」がします。
たぶん「これから博多のB級ソウルフードを食べるぞ!」という心意気なので、その心持ちのせいで意外と味が薄く感じられるんだと思います。
追記:結構日によって味にバラつきがある可能性があります。もしかしたら僕の体調の問題かもしれませんが、たまに味が濃く感じられます。
でもこれは慣れるまでの話で、2~3口食べると「ちゃんとニンニク等の味がする」と悟ります。
その境地に達するまで辛味噌等は付けなくてもいいかもしれません。
僕はいつも最初の2口はノーマルで食べてます。
ざるそばの最初の1口はめんつゆを付けない、みたいな話ですね。
しっかり油に馴染ませて食べると、一気にジャンク感が増します。
ちなみに僕の辛味噌の入れ方は推奨量の2倍程度です。
本来はもっと少なくて良い。
具材はキャベツと鶏肉だけですが、とにかくキャベツが甘くておいしい。
しかもどこかの工場で加工されたキャベツを仕入れているようで、芯がちゃんと除去されています。
「今日はハズレの部分が入ってる」というムラが無いのもすごく嬉しいですね。
チェーン店はこういうところでしっかりしてるのが本当嬉しい。
さて、鶏肉は焼き鳥とかに比べると少し硬め。
しかし本家「びっくり亭(高宮駅近く)」に比べると柔い肉を使ってるようです。
「スタミナ鉄板」は「びっくり亭」と同系商品ではありますが、確かにそれぞれ明確な違いがあります。
食べ比べるのも楽しいですね。
さて、セットの「アサリの味噌汁」も個人的に好きなポイント。
メインのスタミナ鉄板との相性も良いし、地味に「辛味噌」との相性もバツグン。
味噌汁に辛味噌を入れるわけではありませんが、辛味噌の辛さが口の中で暴れている状態で味噌汁を頂くと、味噌汁の優しさに安心感を覚えます。
この相性の良さは、きっと相当研究されたんだろうなと思ってます。
・平尾駅から近いのでアクセスしやすい
・一人でも問題なく入れる
・ランチタイムに行くと普段より150円安い
・スタッフの雰囲気が良い
・素朴なB級グルメ。ジャンク感が癖になる味
・そういえば「唐揚げ定食」とかもある
スタミナ鉄板のお店はいくつかあるようですが、「高宮のびっくり停以外は認めてない」という人も割と多いです。
正に知り合いにその哲学の人がいますが、彼もアイアンマンを食べた後に「やっと現れた」と言っていたので、結構ガチな味だと思います。
オススメです。
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この記事を書いた人
名前:ぱっかん(@pakkan_sanpo)
webサイト制作やコンテンツマーケティングの仕事をしています。
大袈裟な旅行よりも小さな散歩が好き。
福岡にはたくさんの有名観光地がありますが、「福岡散歩ブログ」では僕が「何気ないけどちょっとワクワクする」と感じたニッチなロケーションを主に紹介しています。
記事を読み終えた後に「近所をちょっと歩きたくなったな」と思ってもらえるような、そんなメディアでありたい。
※当ブログに掲載している情報は全て記事執筆時点のものです。お店情報の変更等は気付き次第更新してますが、情報が確実では無い場合があります。ご了承ください。
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